【作業興奮】を最大限活用する方法

作業興奮とはどのようなものか

「どうしてもやる気が出ない・・・」そんな時が誰にでもあると思う。

そのような時皆さんはどうしているだろうか。

やる気を出すためには行動をする必要がある

「作業興奮」という言葉がある。

これは「やる気がなくても行動をすればやる気が出てくる」という理論であり心理学者クレペリンが提唱したと言われている。(諸説ある)

原理としては、行動をする事によって脳の側坐核という部位が刺激され、やる気物質であるドーパミンが出るという流れなようだ。

感覚的にも、「一旦作業を始めたら意外と進んだ」というのは良く分かる。

やる気が出ないから行動しないのではなく、行動してやる気を出す必要があるわけだ。

しかし、「行動すればいいのは分かっているが、その最初の行動が出来なくて悩んでいる」というのが本音だろう。

そこで本記事では、その「作業興奮」を発動させるためにどのような対策をとれば良いかを考察する。

そもそもなぜ行動する事ができないのか。

それは未来の不快感を想像してしまっているからである。

人間は未来の快感を予測すればやる気物質であるドーパミンが出るが、不快感を予測したら枯渇してしまう。

ドーパミンが枯渇した状態で行動しろと言われても中々できないものだ。

対策①4分タイムプレッシャー

最初の対策として、少しだけ行動するというものがある。

「作業興奮」が発動するまで4分かかると言われているが(諸説ある)その4分だけ頑張ることを目標とする。

「2時間勉強する」だとかなりハードルが高いが「4分勉強する」だと非常にハードルが低くなる。

4分勉強する際にはタイマーをセットして、とにかくその4分間は勢いをつけて一心不乱に作業に取り組む。

生産性を高める方法として有名な「タイムプレッシャー」の効果も同時に得る事が出来る一石二鳥の方法だ。

「ちょっとやる気出ないんだよな」などの気分の時はこの方法は絶大な効果をもたらす。4分後にタイマーが鳴った時に「あれ、もう4分!?もう少し頑張りたいよ」という気持ちになれる事だろう。

対策②体の感覚だけに集中して動き始める

しかし、その4分ですら動きたくない時もある。

その時は一旦、目を瞑って体の感覚に意識を向ける。そして何も考えないでとにかく体を動かす。そうするとやる気に左右されないで「作業興奮」が発動するまでの間、体を動かす事が可能になる。

なぜこのような事が可能なのか。それは人間の脳は「感情、思考、感覚」を同時に意識する事が難しいからだ。

怒っている時に明晰な思考をするのが難しく、何か考え事をしている時に美味しいご飯を味わって食べるのが難しいように、基本的にこれらを同時に意識するのは難しい。

反対に感覚に集中すれば「面倒だな・・・」や「嫌だな・・・」などの感情や思考をシャットダウンする事も可能なのだ。

具体的なやり方は以下の通りだ

  1. 目を瞑ったらまず呼吸に意識を向ける
  2. 呼吸に合わせてお腹が膨らんだり凹んだりしているのを感じる
  3. 足の裏に感覚を向ける
  4. 目を瞑ったまま手を動かしてみる
  5. そのまま目を開けて手の感覚を意識しながら作業を開始する

何も考えないで感覚だけ感じている状態にもっていくのが理想だ。

そのため、「作業興奮」を発動するまでの4分間はなるべく頭を使わない簡単な作業をすることをお勧めする。

対策③マインドフルネス瞑想をする

これは対策②の応用版だが、作業前にマインドフルネス瞑想をしっかりとすれば、最高レベルの集中力をもって作業に取り組むことができる。

私は仕事前に10分間マインドフルネス瞑想をするようにしている。

マインドフルネス瞑想についての詳細は別記事にて紹介しているので参考にしてほしい。

特に、通常マインドフルネス瞑想を実施した後に、歩くタイプのマインドフルネス瞑想を実施すれば最強である。

脳内に血が流れる事によって頭がハッキリとするし、気分も良くなり、健康にも良い。対策②と併せて何とか習慣化すれば強い味方になってくれるだろう。

考える前に行動をする癖をつける

私の経験上、頭が良い人ほど中々行動ができないと感じている。

しかしいくら頭で考えようとも行動が伴わなければ大抵の事は意味が無い。

反対に、しっかりとやるべき事をやっていれば大抵の事は上手くいくのだ。

行動ができない人は思考→感情→行動の順番で脳を使っている。考えて思い悩んで感情に負けて行動ができなくなってしまう。

反対に行動が出来る人は行動→思考→感情を繰り返す。そのため感情に行動が左右されない。(思考しても感情をコントロールして行動をする事が出来る人もいるが)

成果を出すためにはまずは動かなければならない

そのためには4分間タイムプレッシャーやマインドフルネス瞑想を駆使し、1日の中で何度も作業興奮を発動させる。

そして1日の終わりに「今日は頑張った」と充実と納得が残る毎日を過ごせるようになれば、成果は勝手に後からついてくるだろう。

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